昔、モンクレールの主張しないモデル、arcを買った。
今どき誰も振り返らない、モンクレールのお話です。
私、ギラギラ、オラオラしている服が苦手です。ド派手なマーク付きのも好みではありません。
選ぶ服もスタンダードで極限まで無地に近いモノを好みます。
なので、テカテカした生地でこれでもかとあのワッペン。そしてあの価格。『モンクレール』一生着ることはないと思っていました。
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全く主張しないモンクレールに出会った。
それは5年前のとある土曜日。子供を預けて、嫁と久しぶりに夫婦水入らずで買い物。場所は表参道ヒルズ。
一番地下にbeyes(バイズ)というセレクトショップがありました。
今はjacketrequiredと名を変えてバイズ自体はないのですが、とにかくそこへふらっと入りました。
閉店のお知らせ | JACKET REQUIRED [BEYES] | ジャケットリクワイヤード
ここのセレクトは欲しいモノだらけでしたが、何しろ高額商品ばかり。その日は何年かぶりにアウターが欲しくなったのですが、まあここでは買わないなと思いながら、
アウターコーナーにいったらなんともオーセンティックなダウンジャケットが売られていました。
それがあの忌まわしき『モンクレール』
しかし『あの』ワッペンもなくテカテカした生地でもない。なんだかサラッとした肌触り、しかもストレッチ素材が入っている!
こちらがそのモンクレールの『arc』というモデルでした。どーん
表地は無地で、ポケットのしたに小さくかろうじて『moncler』のタグが付いておりました。
しかも僕はフードが取り外しできる昔のアウトドア用ダウンっぽいのを探していたのです。でもお値段オーバー十万。
まあ買わないだろうと袖を通したら。。
もう買う気になってました。とにかく肌に吸いつくような着心地、シルエットもさすが高いだけあってきれい、そしてディテールもスタンダード。
迷いました。時は12月。ボーナスまであと数日。
ここで嫁の顔色をうかがいましたが『どーせ買うんでしょ』というような顔をしてました。
もうここまで来たら止まりません。購入決定です。タイムマシンがあったら当時の僕に会い、今の現状を話すとともに殴ってやりたいです。
ただこのダウン、毎シーズン酷使しながら未だに傷一つついておらずかなりの活躍を見せてますので、元は取ったのかなと勝手に考えております。
ちなみに着用イメージはこんな感じ
※着用イメージはここから拝借しました。かなり昔の記事です。
https://pannabaybrook.blog19.fc2.com/blog-entry-1497.html
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まとめ
モンクレールというと、新宿の某有名繁華街での着用率が多く、僕のスタイル的には敬遠してましたが、
ここまで主張のないものだったからこそ買ってしまいました。
友人には『モンクレールってあのワッペンで、主張してナンボだべ。それじゃあ○ニクロのダウンって言ってもわからんやんけ』
と言われる始末。いいのよ。これが。自己満足なんだから
まあこれ生涯で買った服で一番高いものでした。馬鹿ですね。
PS.
かの衆議院議員、小泉進次郎先生もこのモデルを着用なさってました。やはり高級ダウンを着ていることを国民に、悟られないようにするためのチョイスだったのでしょうか。