足るを知るを知る

40オーバーのおっさんの足るを知るための記録。身の丈にあったファッション、音楽、カルチャーを紹介してくブログです。

デフレパードの「ヒステリア」と僕のイタいファッション遍歴(80年代編)  

こんばんわ。今日も懐メロを聴いて帰ってきました。本日のタイトルはこれ

デフレパードの「ヒステリア」

僕がまさに中二という病に冒されていた、中学二年生の時に愛聴していたものです。説明は言うまでもなく名盤です。捨て曲なし。「ロケット」とか聴いてたらあまりの懐かしさに涙が出てきました。

母親の実家に行くためにおしゃれをしたかった

でね、当時の僕メタルにハマってまして『burrn』とか『メタルギア』とかその手の雑誌を愛読してまして。 その雑誌の巻末の通販に『ヒステリア』のTシャツが売ってたんですよ。

それが欲しくてねえ。季節は夏。我が家は毎年母親の田舎に、一週間ほど滞在するのが恒例だったのですが、そこにこのメタルTシャツを着て行きたかったんですよ。ちょっとオトナだなって思われるように。今考えると、どこがオトナなんだかよくわかりませんが。

出発前に自分なりの『メタルスタイル』を模索したわけですよ。パンツはブラックのピタピタデニム。たしかジーンズショップ 『マルカワ』のワゴンセールかなんかで買った奴。で足元はコンバースのバッシュ『CONS』シュータンが異常にでっかい奴です。たしかこれは近所のディスクカウントショップで買ったニセモノ臭い奴です。

そのスニーカーをピタピタデニムにイン。たしかデビッドカヴァーデルだかなんか(忘れた)がしていたスタイルを見て『かっけー』とか思って。

でも結局肝心の『ヒステリア』のTシャツを買えなくて。厨房の青春は終わりました。

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高校生の僕もイタかった

一応ファッションには興味があったんですがねえ。経済力とセンスが。高校時代はそこそこ強豪の柔道部所属(レギュラーではない)イガグリ頭で360日以上練習している身にとってはバイトする金もなし。そもそもオシャレしていく場所もない。そんなある日。珍しく休みができて、BBQに行くことに。

久々の私服。手持ちの服がないのでそこらへんに転がってたクアーズ(ビールメーカのノベルティ)のTシャツ(注:我が家は昔酒屋を営んでいた)を着ていこうと。 でもそれじゃあ面白くない。

何を思ったか、我が田舎になぜか存在していたマルイ(オシャレなお店=マルイだった)に、イガグリ坊主頭の高校生が出向き、買ったものといえば、蛍光ピンクの『バドワイザー』キャップ。

チョイスした理由はさっぱり思い出せませんが、マルイに恐る恐る入り、このキャップを買った時の光景は今でも思い浮かびます。多分雑誌か何かで見て『これだ!』と思い買い求めたと思うんですが、どうかしてました。クアーズのTシャツにバドワイザーのキャップ、酒屋のセガレとは言えどんだけビールが好きなんでしょうか。

まとめ

とまあ僕のファッション遍歴なんて黒歴史ばっかりなんですが(今も大して変わらないか。。)なんでここまで洋服に固執するようになったのか。

小1くらいの時、兄がPUMAのワンポイントTシャツをもらったのを見て『いいなー』と、泣いた僕に母は『男のくせにオシャレなんて気にするんじゃないよ!』と言われた反動なのかもしれません。

そういう時代だったんですねえ。と、別に母が悪かったとかは言いません。確かに小学校1年生の小僧がファッションがどーたらとかいってたらちょっといやですもんね。

そんな感じで僕の恥ずかしい話でした。