足るを知るを知る

40オーバーのおっさんの足るを知るための記録。身の丈にあったファッション、音楽、カルチャーを紹介してくブログです。

アレルギー性鼻炎と彫刻のような手術

こんにちは。病んでるのに子供二人の面倒を見ている昼下がり。 鼻がつらいです。   アレルギー性鼻炎と言われて30年以上になります。 ほっとくと、透明な鼻汁が知らないうちに垂れてるので、 最近は冬場になると、ティッシュを鼻に詰め込みその上からマスク、鼻呼吸はあきらめてます。

幼少の頃

小学3年生の頃から鼻が通らなくて。 鼻から呼吸するのがまったくできないことがしばしばでした。 そこで裏技を考えました。 なぜかくしゃみをすると一瞬鼻が通るようになるんですよね。そこでティッシュでコヨリをつくって鼻の奥を刺激して クシャミを発生させ無理やり鼻を通していました。しかし効果はだいたい数分。すっかりコヨリでくしゃみ中毒に陥っていました。

隔週で病院に行くも毎回アレルギー反応の注射をして終わり。治る気配は一向にありませんでした。

高校生の頃の変な手術

高校に入っても冬場は完全に鼻の気道はふさがったまま。 そのころ柔道部に入っており、見かねた監督が耳鼻科医を紹介してくれました。 そこで見てもらうと、手術が必要とのこと。すっかり入院するもだと思ってたので内心、学校と部活休める!と 喜んでました。しかし聞くと手術は二回に分けて(片鼻ずつ)一回あたり一時間ほどで入院をする必要もなしと。がっくり

そこの病院なのですが、昔からあるような古い町医者で建物が不気味、先生も高齢。なんかいやーな予感がしておりました。

そして手術当日。歯医者の治療する時のような椅子に座らされ局部麻酔をされ、施術開始です。 先生の手をみると何やらノミのような器具、というか完全にノミ をもっている

「ひっ」と声が出そうになりましたが、おもむろに先生は僕の鼻にそのノミを突っ込み。 彫刻をほるように「カコーン!」と勢いよく鼻骨を掘り始めました。

麻酔をしていましたが、いわゆる鈍痛がひどい。そんなことはお構いなしに僕の鼻骨を攻撃してきます。 気を失いそうになりながら一時間。やっと終わりました。術後鼻が血だらけだったので鼻の奥の方までガーゼを包まれて その日は終わり。家に帰っても痛みで、一日中寝れませんでした。

次の日から新たな問題が。鼻に詰め込まれたガーゼが深すぎてのどにまで達していてそのガーゼが喉の奥で プラプラしてるわけです。血の味とともに。その不快感ときたら。

もう片方の手術は2週間後でしたが、一か月くらいは鼻からの出血、ガーゼのプラプラ、激痛でした。

あの施術、結局なんだってんでしょうか。あれは明らかにノミでした。

しばらくスースーでしたが、結局一年くらいでもとに戻ってしまいました。 あれだけの苦痛で効果が一年って。。

そして今

結局治らず、ひどい時はコルゲン鼻炎カプセルでなんとか凌いでます。 耳鼻科に何度かいきましたが、よく聞く鼻の粘膜を焼くレーザー治療は2年くらいでもとに戻るとのこと。

結局根治することはできないのででしょうか。

だれかたすけてちょ